食べられる工芸品 ■ 臼杵煎餅の歴史 臼杵煎餅は、生姜のピリッとした辛み・香りと甜菜糖の上品な甘みが豊かに合わさる、程よい歯ごたえのおせんべいです。 四百年ほど前、臼杵藩主稲葉領主(五万石)が江戸参勤交代の途上の食料として、米・麦・粟・ひえ等を材料に作り上げた携行食が臼杵煎餅の始まりと言われています。 その後、小麦粉が主原料になり、かつて大分県臼杵市は生姜の一大産地であったことから味付けに生姜が加わって参りました。 臼杵煎餅には、臼の形に沿って曲げて薄く焼いた「曲」と、重ねても割れないよう平たく厚く焼いた「平」とがあり、 そのどちらも生姜と砂糖で作った蜜を今も尚、職人が刷毛で一枚ずつ丁寧に手塗して仕上げる伝統製法で作られております。 これまで多くの人の手によって四百年もの歴史を刻んできた臼杵煎餅はまさに、大分県の伝統銘菓です。 ■ 後藤製菓の「うすきせんべい」 後藤製菓は、現存する「うすきせんべい」の製造メーカーのうち、創業100余年と最古の老舗メーカーです。 国産原料にこだわり、使用している生姜は自社で栽培、他の原料も全て国産・大分県産を使用しています。 生姜と国産甜菜糖で作った「生姜蜜」を、職人が刷毛で木目を描くように一枚ずつ手塗りされたうすきせんべいは、まさに「食べられる工芸品」かのような逸品です。 もちろん味にもこだわり、後藤製菓が独自に調整した「甜菜糖の甘さ」と「自然な生姜の辛味」の絶妙なバランスの生姜せんべいになっています。 パッケージはFSC認証の紙やゴマやヤシの実の再生紙を利用、インクもバイオマスインキを使用するなど人や環境にやさしいパッケージです。 *2023年12月〜国宝臼杵石仏が目印の旧パッケージからリニューアルしました。 「うすきせんべいの真の魅力」をより広める想いを込めたロゴとパッケージになっています。 ■ 3種の詰め合わせ ・曲型(薄焼き) うすきせんべいの一番最初の形。薄焼きで食べやすく生姜の風味がとてもお美味しいお煎餅になっています。 ・平型(厚焼き) 竹串で塗られた太い線が特徴で、食べ応えのある厚みがあります。 ・黒糖(薄焼き) 詰め合わせのみの黒糖味。黒糖の優しい甘さと香りに、ピリッとした生姜の辛味がアクセントになったうすきせんべいです。 商品名 生姜の幸 うすきせんべい 詰合せ 16枚 名称 焼菓子 原材料名 小麦粉(小麦(大分県産))、砂糖(甜菜糖(北海道産))、生姜(大分県産)、卵(大分県産)、加工黒糖(粗糖、黒糖、糖蜜)/膨張剤 内容量 16枚(1枚×16袋) [曲8枚・平4枚・黒糖4枚] 商品コード J4957376111044 賞味期限 パッケージに記載(製造より180日) ※製造状況や在庫状況により上記と異なる場合がございます。予めご了承ください。 保存方法 直射日光及び高温多湿を避けて常温で保存してください。 ご注意 開封後はお早めにお召し上がりください。 ・本製品の製造ラインでは、乳成分を含む商品も製造しています。 栄養成分表示 <曲型・1枚(8g)当たり> エネルギー:31kcal、たんぱく質:0.3g、脂質:0g、炭水化物:7.5g、食塩相当量:0.008g <平型・1枚(10g)当たり> エネルギー:39kcal、たんぱく質:0.4g、脂質:0g、炭水化物:9g、食塩相当量:0.01g <黒糖・1枚(8g)当たり> エネルギー:31kcal、たんぱく質:0.4g、脂質:0g、炭水化物:7g、食塩相当量:0.008g 製造者 株式会社後藤製菓 大分県臼杵市大字深田118番地 区分 食品 |